2013年11月14日

★いすみ鉄道に乗ってきたっ! 第二幕・突撃、いすみ鉄道線

 前回、11月9日の記事「★いすみ鉄道に乗ってきたっ! 第一幕・飛び出せ、北海道っ」の続きです。

 わかしお7号に乗って、とりあえず軽〜いお食事などを。お食事は京葉線ホームのデイリーヤマザキで手に入れたパンと缶コーヒーでございます。レストランでのんびり……というのには時間的な余裕があまりのもなさ過ぎた。心の余裕はあるんだけどね^^

 と、わかしお7号の乗車時間は外房線、大原までの1時間12分。その間、ワタクシはまったりと車窓を眺めておりました。まずは……地下なので、真っ暗……というか真っ黒。特急なので、当然のことごとく地下駅はスルー! 地上に出たら、ひたすら高架。軽くカルチャーショックだね。北海道で一番長い高架線と言えば札幌駅から函館本線なら琴似、学園都市線なら新琴似まで。あとは駅周辺がちょっとだけ高架線というのしかないんだけど、都会はチガウねー。まー、房総半島を東から西へと進んでいくと、都会的なコンクリートな建物から、だんだんと田園風景になっていき、北海道とは雰囲気が違うけど、一度は訪れてみたい落ち着いた田舎の景色になっていきましたとさ。

 そして、大原に着く!
 やってきました。いすみ鉄道線の起点、大原駅。JR線からいすみ鉄道への接続まで、それなりの待ち時間があったのでちょこっとだけ周囲を散策。どこにでもある……と言ってしまったらいささか失礼ですけど、ありふれた普通の町だと想います。人影がたくさん見えるわけでもないですけど、町の雰囲気はのどかでスキですね。むしろ、北海道の小さな駅周辺の方が数段、ヤバイ。もはや、「駅前」なんてものは形成されていませんから。

 ついでに、余談ですが、いすみの鉄道車両と同じに塗られた自動販売機が気になります。この自動販売機は駅以外の場所にもあるようなので、見かければ、「いすみ鉄道の自販機だ」と一目瞭然なので、そこそこの宣伝効果を上げるのではないでしょうか。
 ちなみに、黄色と緑の自販機の隣にある自販機はキハ52の塗色なんですか……ね?

DSC00356.jpg

 で、そろそろ列車の発車時刻になりそうなころに駅に戻って、いすみ鉄道線の終着、上総中野までの切符を購入。いざ、鎌倉! じゃなくて、駅、構内へ! そこで待ち受けていたのはいすみ200'形。富士重工が製造した、いわゆる、レールバスというものです。ちなみに写真の列車は12時59分発上総中野行きの19Dです。

 では、早速、乗車してみましょう……。ふむ、確かにあちらこちらにバスのものと思わしき部品が……。まず、ドアが折りたたみ式。路線バスなんかでよく使われてるヤツ。側面窓、大型バスのだろうね、これ。運賃箱と両替機も間違いなく路線バスのもの。座席は一両での編成にもかかわらずロングシート。(一両だったら、クロスシートじゃなくちゃ! と言うわけではないよ。JR北海道でのキハ40だったら、短めロングとクロスシートだなぁって想っただけですわ)だけれど、乗り心地はそんなに悪くない。

IMG_8760.jpg

 さて、いすみ鉄道、初乗車の往路は始発・大原から終点・上総中野まで通りの乗車で計画。車両に乗り込んだのは、おそらく沿線にお住まいのおばあさん、どうやら乗り鉄が目的らしき熟年の夫婦、どこかのおじさん、そして、ワタクシの全五名。……。マジか。ローカルだね。そりゃ、存続も危ぶまれるはず。けれど、なくなってしまったらやっぱり困るんだよね、主に自動車を使わない(運転が危ないから乗らないも含む)ご年配の方たちに。今回の場合だと一人乗ってきたおばあさんですね。ワタクシにも「どこまで行くの?」と声をかけてくれた気さくな方でした。

 そして、定時出発。
 ここ、大原から終点・上総中野までの所要時間はおおよそ53分。北海道なら、札幌-岩見沢くらいの距離感だと思います。遠くもないけど、近くもない感じですね。車窓をのんびり眺めて、飽きない程度にはちょうどいい時間かもしれません。そこで、目についたのは柿の木。すっかり葉っぱが落ちて柿色の柿がたくさんなってる! すげー。津軽に行ったときも思ったのですが、本州って柿の木が当たり前にあるんですね。とにかく、それが目新しくて乗ってる間中、ずっと、柿の木を探していたことは内緒です。

 途中、上総東と西大原との間の湖の畔にスナフキンさんらがいらっしゃいましたが、写真はありません(汗)ちなみに、先に記述がある乗り鉄さんの熟年夫婦が運転士さんに「乗りに来ただけだよ〜」と言っていたせいもあるのか、運転士さんが特にしっかりと「右手の湖の方を見てください。〜〜」とご案内をされていました! こういう心意気は嬉しいですね。反対側の車窓を見ていたら、見えないもんね。
 あと、調べてみると沿線にはまだまだムーミンたちが隠れているようですが、今回は柿の木にほだされてしまって見つけられなかったものが多数なので、次回の課題です。今度は菜の花が咲く頃に行きたいですね。

 そして、のどかな旅、53分は終了。上総中野駅に到着です。写真はいすみ鉄道19Dが到着後、2分後に発車する五井行き、小湊鉄道のキハ200形の車両。いすみ鉄道はワンマンで、小湊鉄道はツーマン(運転士さんと車掌さんの二人)でした。何かもー、ここだけ、昭和40年代くらいに取り残されたような錯覚を覚えてしまいます。のどかだよー。
 いいよなぁ。こう言うの。失われて消えていく何かがここには残っています。いすみ鉄道の社長、鳥塚亮氏は「何もないところ」と言っておりますが、もちろん、氏の著書、ブログなどをよく読んでみると、「何もない」と思ってしまうような人は来なくていいよ。「何もない」と見えるようで、その中に何かが見える人はいすみまで来てよ。と言っているようですね。(ワタクシの無茶な要約ですが)

 と言うことで、さらにつづく!

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タグ:いすみ鉄道
posted by くれん at 03:05| Comment(0) | TrackBack(0) | いすみ鉄道
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